創立70周年記念
創立70周年記念ポスターとロゴマークを紹介します。

【中川青色申告会創立70周年記念ポスター】


【中川青色申告会創立70周年記念ロゴマーク】


 70周年の記念ポスターとロゴマークは、名古屋城天守閣をモチーフにし、「なかがわ青色70」の文字を渦巻きが取り巻くデザインです。70周年を迎え、当会も種々の課題が山積する現状ですが、当会の伝統である「行動する青色申告会」の気概を持ち続け、先人が築いてきた土台に踏ん張っていく決意を表現しました。
 ポスターには、天から舞い降りる黄金の花びら、または葉のイメージが添えられています。これは、「たとえ困難な状況下でも、やるべきことをする、そのための努力は惜しまない。その後は、人事を尽くして天命を待つ」という心境や覚悟を視覚化したものです。
 そこに「行く末を気遣い、今を存分に生きる」という意味の言葉「
千載 (せんざい) の憂いを懐 (いだ) き、時に及ぶ」というキャッチコピーを掲げました。

【千載の憂いを懐き、時に及ぶ】

 このキャッチコピーは、中国・梁(502-557)の昭明太子 (しょうめいたいし) が編集した詩文集『文選 (もんぜん) 』「古詩十九首」中の次の一首から選びました(原漢文を書き下し)。
生年 (せいねん) 百に満たず、常に千載 (せんざい) の憂いを懐 (いだ) く。
昼は短く夜の長きに苦しむ、何ぞ燭
(しょく) を秉 (と) って遊ばざる。
楽しみを為
(な) すは当 (まさ) に時に及ぶべし、何ぞ能 (よ) く来茲 (らいじ) を待たん。
愚者は費
(つい) えを愛惜 (あいせき) し、但 (た) だ後世の嗤 (わら) いと為るのみ。
仙人王子喬
(おうしきょう) とは、与 (とも) に期を等しゅうすべきこと難 (かた) し。
 「人生は百年にも満たないが、いつも千年先を心配する。昼は短く、夜が長いのが辛い。それなら、どうして明かりを灯して夜通し遊ばないのか。人生を楽しむなら、時機を逃さないことだ。どうして来年まで待てようか。愚か者は、わずかな出費を惜しんで遊ばず、後世の笑い者となる。人は、仙人王子喬のように長くは生きられないのだ」という意味です。
 すなわち、千載の憂いを懐き、時に及ぶ」とは、
将来を憂える気持ちを持ちつつ、限りある人生を存分に楽しもう…というメッセージです。

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